あ~効率的にお金を増やしたい。。。
でも副業する時間なんてないし、楽して稼ぎたい…!
それならつみたてNISAがオススメよ!
NISAは聞いたことあるけどよく分からないわ!
そしてなんと言っても、やるってなったら何をどうしたらいいのかが一番分からない!
NISAは聞いたことがあるけど、具体的にどういう制度でどうしたらいいのか?分からない方も多いのではないでしょうか?
この記事を読んで分かること
- NISAの概要
- 労力をかけることなく資産が増える仕組みについて
- 初心者がするNISAの最適解
お紫乃さんは、2020年11月からつみたてNISAを始めました。
投資期間約2年間で20万円弱ほど含み益となっております。
そして、昨今ではNISAの制度改正もされており、2024年から新NISAが始まります。
さらには金融庁から”恒久化”つまり永続的にNISAを実施しようとの提案も政府にされているようなので、今後ますます注目されると思われます。
NISAの概要をしっかりと理解して、自分の将来を安泰にしていきましょうね!
NISAとは?
金融庁の政策の一つで、簡単に言うと投資で儲けても税金がかからない制度です。
通常、投資で儲けた場合その利益に対して約20%税金がかかります。
10万円の株を11万円で売った時
譲渡益(※)1万円の約20%は税金となりますので、
利益:約8,000円
税金:約2,000円
となります。
※譲渡益…売却した時に出た利益
投資で儲けても結構、税金に取られちゃうのね!
譲渡益・分配金が多ければ、多いほど税金もその分増えますので、税金が非課税となるNISA制度がどれだけお得か理解できますよね!
現状、NISAには3種類あり「一般NISA」「つみたてNISA」「ジュニアNISA」と分けられています。
一般NISAとは?
簡単まとめ
- 非課税期間:最長5年間
- 年間非課税枠:120万円
- 投資可能商品:上場株式、ETF(※)、REIT(※)など
- 現行の一般NISA制度は2023年まで(2024年から新NISA)
※ETF…株の詰め合わせパック
※REIT…不動産を投資対象とした金融商品
年間で120万年まで投資が可能で、株式などで得た利益は非課税なので、投資経験者には一般NISAがおすすめです。
非課税期間が最長5年なので、基本的に株などを売買し、譲渡益を狙う方が多いと思います。
なかなか初心者が株の売買をするって難しいですよね。
銘柄は?いつ買う?いつ売る?など…。
そのため、一般NISAはある程度、投資経験がある方にオススメです。
また、新NISAについては、後ほど解説します!
非課税期間が終わったらどうなるの?
5年間の非課税期間が終わった場合、下記3つが選択可能です。
- 翌年の非課税投資枠に移管(ロールオーバー)
- 課税口座枠に移管
- 売却する
ロールオーバーとは?
ロールオーバーとは、5年間の非課税期間が終わったあとも再度NISAでその株やETF保有し続けることです。
ロールオーバーに上限額はありません。
翌年のNISA枠を使うので値上がりが期待される銘柄をロールオーバーした方が良いでしょう。
また、手続きが必要となりますので注意が必要です。
現行の一般NISAから新NISAへのロールオーバーも可能ですが、新NISAの対象銘柄でない場合はロールオーバーできません。
課税枠に移管
すでに特定口座を持っている方は、特に手続きをせずに移管されます。
課税枠に移管した株などは、特定口座に移管した時点での取得価格となりますので、売却時の税金に差が出てきます。
このあたり難しいわね。
株の売買をしたことがある方の方がイメージがつきやすいでしょう。
売却する
譲渡益が出ていた場合は、そちらの税金は非課税となります。
なお、NISAではない課税口座は、譲渡益がマイナスの場合、損益通算というものができますが、一般NISAではほかの口座と損益通算はできません。
損益通算とは、1年間の株などの取引きによって出た利益と損失を相殺できることです。
そのため、譲渡益が期待できる銘柄選定と売買タイミングがポイントです。
つみたてNISAとは?
簡単まとめ
- 非課税期間:最長20年間
- 年間非課税枠:40万円
- 投資可能商品:投資信託(※)
※投資信託…金融商品運用のプロにお金を預けて運用してもらえる商品
一般NISAに比べて年間投資可能額が少ない分、長期で投資できるNISAです。
投資初心者には断然つみたてNISAがおすすめです。
なぜなら投資信託は100円から購入でき、少額から始められるからです。
また、つみたてNISAの投資商品は金融庁への届け出が必要となりますので、厳選された投資信託のみの取り扱いとなっています。
安心だわ…!
つみたてNISAの最大のメリットは長期投資ができるところにあります。
さらに初心者さんにとって嬉しいことは、基本的に1度設定したらほったらかしててOKということです。
長期投資のメリット
- 安いタイミングで多くの投資信託を購入できる
- 元本割れする可能性が低くなる
安いタイミングで多くの投資信託を購入できる
つみたてNISAをやっている人は、大体の人が毎月の自動買付機能を利用していると思います。
毎月決まった額の投資信託を購入するので、投資信託の価格が安くなっているときには多くの口数を購入ができます。
逆に投資信託の価格が高くなっている場合は、安い時より少ない口数での購入となります。
そうすることによって、平均的な購入単価を安くすることが可能となります。
元本割れする可能性が低くなる
つみたてNISAのメリットである、ほったらかしてて良いということの解説をしていきます。
金融庁が作成したデータを見ると、積み立て投資の保有期間が5年の場合と20年の場合では、20年保有した場合の方が運用成績が良い結果となっています。
データを見る限り、保有期間20年では元本割れしていないようです。
株価が下がったから慌てて売却したりせず、のんびり長期的に保有し続けた方が最終的に資産が増える確率が高いということです。
そのため、ほったらかし長期積立投資が初心者にはオススメです。
あくまで過去のデータを元に算出しているので、未来もそうなるとは断言はできませんが、元本割れしない確率は短期売買するより高いと思います。
余談だけど、金融庁のホームページには、つみたてNISAが分かりやすく載っていて、力が入っているわ!
つみたてNISA推しなのかな?
投資初心者にはつみたてNISAを推しているのと、つみたてNISAを普及させたいのかなと感じられます。
つみたてNISAは、投資に触れた事がない人でも低リスクで始めてみやすい制度となっているので、投資入門にはもってこいの商品です!
※あ、でもちゃんと投資なのでリスクがないわけではないですよ!投資は自己責任!
ジュニアNISAとは?
簡単まとめ
- 非課税期間:最長5年間
- 投資可能期間:2016年~2023年
- 年間非課税枠:80万円
- 投資可能商品:上場株式、FTF、REITなど
- 対象年齢:0歳~19歳
ジュニアNISAは2023年末で終了となります。
2024年1月から新NISAがスタートしますが、その際加入年齢が18歳以上からとなります。
お子様(孫)がいらっしゃって早めに投資を始めたい方は、現行のジュニアNISAにご加入されると良いでしょう。
払出し制限
ジュニアNISAは原則、子供(孫)が18歳になる年になるまで、払出し(引き出し)ができません。
途中で払出しをすると課税対象となります。
18歳以降で払出しをしない場合は、通常のNISAに移行されます。
今加入したらどうなるの?
ジュニアNISA制度期間内に20歳になる場合は、自動的にNISA口座が開設されます。
開設の際、一般NISAかつみたてNISAか選択が可能です。
18歳になる前にジュニアNISA制度が終了してしまう場合には、18歳までは非課税で保有が可能です。
しかし、18歳までは新規での買い付けはできません。
18歳になったら、課税口座へ払出しか新しNISAへの移行が選べます。
新NISAとは?
一般NISAの非課税対象と非課税投資枠が見直されます!
- 対象年齢:18歳以上
- 制度開始時期:2024年1月から
- 変更点:1階部分と2階部分という段階性になった
変更点
新しいNISAで、大きく変わるところは「年間非課税枠」と「投資可能商品」「買い付け方法」に1階部分と2階部分という段階性が設けられた点です。
1階部分 | 2階部分 | |
年間非課税枠 | 20万円まで | 102万円まで |
投資可能商品 | つみたてNISAと同様 | 上場株式、ETF、公募株式投信、REIT等 |
買い付け方法 | つみたてNISAと同様 | 通常の買い付け、積立投資 |
非課税投資枠は、まず1階部分の積み立て投資を行わないと2階部分での投資はできません。
ただし、過去にNISA口座を有していたなど投資経験がある方は、2階部分で上場株式のみの購入をする場合のみ1階部分を利用せず、2階部分のみ利用できるようです。
積立投資しつつ、譲渡益も狙える新NISAの方がお得な気がしてきた…!
積立の投資枠ができましたが、やはり新NISA(一般NISAの方)は、投資経験者向けかと思うのでこれから投資を始めるという方にはつみたてNISAをご選択されることをオススメします。
1年毎に、一般NISAとつみたてNISAの切り替えも可能ですので、つみたてNISAが物足りなくなったら一般NISAに変更でも良いでしょう。
まとめ
- NISAには「一般NISA」「つみたてNISA」「ジュニアNISA」がある
- 2024年から新NISAが始まる
- 長期投資は短期投資に比べて元本割れの確立が少ない
- 投資初心者にはつみたてNISAが最適解
投資を始めるとなると自分にできるだろうか?と不安になるかもしれませんが、NISAは初心者向けに解説もされていますし、少額から投資を始められる良い機会だと思います。
今後、つみたてNISAやお紫乃さんの運用成績などについてまとめますので、お時間ありましたらご覧ください!
本日もありがとうございました!
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